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1年半ぶりの丹沢塔ノ岳で階段地獄と膝痛を味わう

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塔ノ岳

丹沢登山

実家の母親が手術をして入院しているため、日帰りで帰省して見舞いに行く予定でいたのだが、入院先の病院内でインフルエンザが流行してしまい、病院全体が面会禁止になってしまった。

そんなわけで、急にぽっかり空いてしまった土曜日の休日をどうしようかと考えた結果、夏山に向けての足慣らしとして、自宅から比較的近い丹沢に登ることにした。

早朝に自宅を出発し、丹沢の大倉バス停そばの有料駐車場に到着したのが6時過ぎ。駐車場にはすでに沢山の車が停まっていて、あと数台で満車といった状態だった。  

準備と猫

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身支度を整え大蔵バス停そばのトイレへ。下の写真は僕が支度しているあいだ、こちらをじっと見つめていた野良猫。顔や耳あたりにこれまでの戦いの歴史を感じる。

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トイレを済ませ、準備運動のために脇のベンチに向かうと、ベンチの下にまたしても野良猫が。こちらもなかなかの存在感で、舌を出したまま眠っているようだった。猫ってそういうものなのかと思い、帰宅後にインターネットで調べたところ、それほど珍しいものではないらしい。  

丹沢をどう歩く?

この日は大倉バス停をスタート地点に決めていたものの、どういうルートで歩くかは決めていなかった。

一昨年の12月に歩いた際は、大倉バス停から大倉尾根ルートで塔ノ岳を登り、丹沢をピストンたのちに鍋割山経由で下山した。当時はまだ登山の経験も浅く、下山時に両膝に痛みが発生してしまい、とても大変な思いをした。

今回は僕自身の成長の度合いを確かめるために、同じルートを歩いてコースタイムと膝痛の具合を確認してみようか・・・とも思ったが、準備運動中に隣のおじさん(僕もおじさんだが)から「塔ノ岳から丹沢山は地面のぬかるみが酷くてまるで田植えだよ」などと言われたため、今回はやめておくことにした。

そうすると、塔ノ岳をピストンするか鍋割山を経由して戻ってくるかのどちらかになる。しかし、今回は昼食を用意してきているため、鍋割山に立ち寄っても鍋焼きうどんは食べることはないだろう。鍋焼きうどんを食べないのであれば、わざわざ鍋割山方面を経由する必要はない。 そんなわけで、今回は塔ノ岳へサクッと登って下山して帰ることに。  

出発

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大倉バス停を6時30分にスタート。

スタート時点の天気は曇り。ヤマテンの予報によれば、徐々に雲が取れて晴れてくるとのことだった。結果的に今回は天気予報がばっちり当った。 まあ山登りにおける天気は運の要素もあるんで、家に帰るまでのトータルの時間を考慮すると今回のスタート時間は妥当だったかなと思う。  

階段地獄

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1年半くらいぶりの大倉バス停からの大倉尾根ルートは、登り始めは「あれ、こんなもんだったっけ?」と拍子抜けしていたが、延々と続く階段地獄に徐々に体力を奪われ、こんなものではなかったと記憶を改めるのだった。

足腰の弱い僕は、年配の登山者や、トレイルランナーなどにどんどん追い抜かれていく。登山は誰かとの競争ではないのだから、自分のペースで無理のないように登ればいいんだけど、僕よりも見た目的に体力のなさそうな人に追い抜かれるとなぜか焦ってしまう・・・。

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単調なルートをとにかく登って登って・・・。

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この退屈な階段地獄こそが、大倉尾根がバカ尾根と呼ばれる所以なのだろう。背後に広がる展望が疲れた体を少しだけ癒してくれる。

ある程度標高を上げていくと、左手に富士山が見えてきた。遠くから飽きるくらい見ている富士山だが、どこで見かけても「あ、富士山だ」となるのは何故なんだろう。  

山頂直下は泥だらけ

3月後半ともなると雪はまったく無い。ただ、山頂から近い陽の当らない場所などは、結構ぬかるんでいる。 塔ノ岳から丹沢への登山道はもっとぬかるんでいるのだろう。  

登頂

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スタートしてからだいたい3時間くらいで塔ノ岳の山頂に到着した。まあこんなものでしょう。 到着したばかりの山頂は人がちらほら。

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空全体に薄い雲がかかったような感じで、富士山や南アルプスもハッキリ見えるものの、なんとなくぼんやりした展望。僕の丹沢登山の中ではベストの展望だけど。  

昼食

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今回は新たに購入したJETBOIL MiniMo(ミニモ)を持ってきた。これまでのジェットボイルよりも容器の間口を広げ、低くしたことで調理しやすい形になっている・・・が、今回はお湯を沸かすのみ。

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尾西の白米に無印のカレーをかけて食べるのが僕の定番スタイル。毎回これだと芸がないんで、そろそろちゃんとした山メシを作りたいなとは思っているが・・・。  

晴れてきた

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昼食を準備しているくらいから徐々に天気が好転してきた。山頂は思っていたよりも寒さはなく、風も少なかったため、非常に居心地が良い。

タイムラプス撮影(失敗した)をしたり、ボーッとしたりで、かれこれ山頂に2時間くらい滞在してしまった。

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天候の好転を待っていたかのように山頂は徐々に混み合ってきた。

僕は仲間と登る山も好きだが、ひとり自分のペースでのんびり山を登り、山頂で人々の賑わいの中に身を置いてボーッとすごすのも結構好きだったりする。  

下山

これまでの登山で山頂に2時間も滞在したのは初めてかもしれない。十分に休憩を取ることができた僕は、来た道を軽快なステップで下っていった。

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時間が経つにつれ、日差しがどんどん強くなってきた。木々の間から見える空は晴天そのもの。午前中のどんよりとした天気は何だったんだろうか。もう少し遅めにスタートしていれば、往路の道中も爽やかな気持ちで登れたかもしれない。  

膝痛

天気が良くなるのと反比例するように僕の膝の具合が悪化してきた。 僕は登りよりも下りが苦手で、下山の中盤から終盤になると膝に痛みが発生してしまうケースが多い。

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いつもなら一度膝に痛みが出ると、平坦路に出るまでひたすら痛みが継続するのだが、今回は痛みの発生がランダムだった。

そのおかげもあって、何とか痛みを誤魔化しながら下山することができた。   久しぶりの丹沢登山。 いつもの膝痛が発生し、少々焦った場面もあったが、深刻な状態には発展せず、なんとか無事にゴールすることができた。 今年はこれまでよりも少しレベルの高い山登りをしたいと考えているため、塔ノ岳のピストンくらいで根をあげる膝では困る。

夏山登山に向けてダイエットと足腰の鍛錬の必要性をより強く感じた1日だった。

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