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1月中旬の丹沢塔ノ岳登山 - 2017年1月21日 -

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塔ノ岳

昨年は登山というくくりで振り返ると非常に不甲斐ない1年だった。

単なる趣味だから何らかの達成目標があるわけでもなければ、他人から評価されるわけでもないわけだから、自分のペースで好きにやればいいだけなのだが・・・。

というわけで2017年1発目の登山は、丹沢の塔ノ岳に登ることに。

塔ノ岳

早朝に自宅を出発し、どんぐりハウス前のコインパーキングに到着したのは6時過ぎ。1月という時期もあって駐車場はまだガラガラだった。

車を降りると眠気がすっ飛ぶ寒さで、着替えや靴の履き替えなどはすべてエンジンをかけ暖房を入れた状態の車内で行った。このレイヤリングで大丈夫だろうか?と多少不安に感じながらも、支度を整えて出発した。

朝日に照らされる樹林帯の木々

塔ノ岳

塔ノ岳

いつもの丹沢クリステルを撮影し、登山道に入る。

塔ノ岳

この日は空に雲がほとんど見当たらない快晴。スタート時点ではまだ陽は登っておらず、登山口から少し足を進めたところで徐々に明るくなってきた。

塔ノ岳

塔ノ岳

太陽はコントラストが低い鬱蒼とした樹林帯に彩りを与えてくれる。

塔ノ岳

僕はこの時間帯が好きだ。

バカ尾根を行く

塔ノ岳

素敵な朝の時間はあっという間。

久しぶりの登山で体が鈍っており、傾斜や段差のキツいところになると歩く速度がぐっと落ちる。序盤は写真撮影をしていたこともあって、それなりに早めにスタートしたはずなのに、後続の登山者にどんどん抜き去れれていく。

これは僕の体力的な問題なのか、単に健脚な方が多かっただけなのか、よくわからないが1月という登山者を限定する時期ということで多少のフィルタリングはかかっているのかもしれない・・・などと思いながら先へ進んだ。

大倉尾根は通称「バカ尾根」と呼ばれているだけあって、だらだらとした登りが続く。そしてその登りのほとんどが階段。

ひたすら階段を登り山頂を目指す塔ノ岳の大倉尾根は、非常に整備されて歩きやすくはあるのだが、登山が作業のように感じてしまう。ただ、背後に広がる絶景は素晴らしいし、この作業のように感じる動作が今年1年いろいろな山を歩くためのトレーニングにもなるはず。

塔ノ岳

塔ノ岳

塔ノ岳

しばらく歩いていると登山道の脇に白い雪がちらほらと目についてきて、先に進むにつれて雪が解けずに登山道に残っている場所が増えてきた。

花立山荘で軽アイゼンを装着

塔ノ岳

富士山がよく見える花立山荘で休憩&軽アイゼン装着。

塔ノ岳

この軽アイゼンは好日山荘で適当に選んで購入して2回目の使用だった気がする。

適当に選んだわりに、留め具がスノーボードのバインディングのようなラチェットになっていて、グローブをしたままでも簡単に脱着ができるなかなか便利な軽アイゼン。

履き方をすっかり忘れてしまって、少々戸惑ったものの無事に装着完了。

楽しい雪歩き

塔ノ岳

軽アイゼンを装着すれば、雪で滑る心配は殆どない。

塔ノ岳

寒さで引き締まった雪面に、軽アイゼンの爪が食い込むたびに「サクッ」「ザクッ」という気持ちの良い音が耳に入ってくる。雪に食い込む足裏の感覚も軽快な音と相まって非常に気持ちが良い。

大倉尾根は山頂まで整備された登山道を歩くため、雪が積もっている季節でもチェーンスパイクか軽アイゼンがあれば十分登ることができる。足運びをしっかり丁寧にすれば、ノーマル登山靴でも山頂まで行けそうな気もしたし、実際軽アイゼンなどの滑り止めを装着しないまま登っている人も結構いたが、やはり安全のための装備は整えておきたい。

塔ノ岳山頂

塔ノ岳

楽しい雪歩きも山頂近くまで来ると、疲労と辛さのほうが勝っていて「あと少し」を心の中で連呼しながら足を進めた。

塔ノ岳

そんなわけでスタートしてから3時間と10分くらいで山頂に到着した。一般的なコースタイムは4時間くらいなので、久しぶりの登山にしてはまずまずだったのではないだろうか。

塔ノ岳

塔ノ岳

この日は非常に天気も良く、また冬特有の「空気が澄んでいて遠景までクッキリ見える効果」で360度素晴らしい景色を見渡すことができた。

絶景の感動はほどほどにしておいて、腹ペコだった僕はお湯を沸かすための平らなベンチを探し、食事の準備に取り掛かった。

塔ノ岳

この日は自宅を出る寸前に沸騰させたお湯を、山専ボトルに入れて持ってきていた。

自宅を出てから数時間が経過した状態で、どのくらい保温できているかを確かめるために、キャップにお湯を注いで少し飲んでみたが飲めないくらいに熱々で、サーモスの保温力に改めて驚かされた。

そんなお湯の状態からの湯沸かしであるため、沸騰はあっという間。

持ってきたカップラーメンのカレーにお湯を注ぎ3分。

寒空の下、冷えた体に染み渡るカップラーメンの美味さは格別。食べ物は同じものでも口にする環境が異なるだけで、感じる美味しさはまるで違ってくる。山で食べるカップラーメンはいつも感じるがコスパが高い。

ただ、山頂は非常に寒く、時折強い風が通り過ぎるため、できたてのカップラーメンがどんどん冷めていく。これはいけないと思い、急いでラーメンを胃袋に流し込んだ。

塔ノ岳

食後のコーヒーもカップラーメンと同様に、みるみる冷めていくため、絶景を見ながら「ズズズ・・・」とコーヒーをちびちび飲むわけにはいかなかった。

山頂では持ってきた厚手のダウンジャケットを着て、防寒対策は万全だったが寒いものは寒い。

塔ノ岳

塔ノ岳

3月くらいに来た時は、とても天気が良くて気持ちが良かったため山頂に長時間滞在してしまったが、1月の山頂はそういうわけにもいかず、食事とわずかな休憩を済ませ、すぐに撤収作業に取り掛かった。

わずかな膝痛が発生したものの無事に下山

登山における下山は僕がもっとも嫌いな時間帯である。

理由は2つ。

  • 景色がどんどん退屈になっていく
  • 膝痛の心配

景色については仕方がないが、問題は膝痛。これは登山における僕の永遠のテーマ。

コプレッションしてくれるタイツは使っているし、トレッキングポールを使って足にかかる負荷を分散したりもしている。登山靴に入れるインソールも使っていいるし、歩き方もいろいろ調べて実践したりもしてきた。

それでも膝痛は発生してしまう。ここ数年は酷い状態にはなってはいないが、わずかな違和感やちょっとした痛みは毎回発生するため、下山の時間帯は常に膝痛のことが頭から離れない。

今回は来た道を半分くらい戻ったところで右膝に一瞬痛みが走り「あ、来た!」と思ったものの、その後より慎重に歩いたこともあって大事には至らなかった。

帰りは殆ど休憩らしい休憩はとらず、ひたすら歩いてスタート地点まで無事に戻って来ることができた。

塔ノ岳

あと、今回使ったザックは先日購入した山と道MINI2。

出発前日に急いでパッキングしたため、殆ど使わないものばかりを持ってきてしまい、無駄に重量がかさんでしまったが、登山中にザックのことをまったく考えないくらい自然に背負うことができた。

夏山登山でも十分に対応出来る収容力を持っているため、今回のような登山であれば持って行くものが多少増えても何ら問題ない。

大容量のメッシュ型フロントポケットも、晴れの日であれば気兼ねなく何でも放り込めるため、とても便利。

購入価格は割と高めだが、このザックは今年早い段階で元が取れそう。

塔ノ岳

どんぐりハウスに併設されたトイレ脇の足洗い場で、汚れた登山靴とトレッキングポールの先端を洗い、車に荷物を積み込んで帰路に着いた。

終わりに

久しぶりの登山は歩き慣れた山に限る。

昨年の春くらいから自宅で筋力トレーニングを続けていて、足もそれなりにやってきたつもりだったが、山登りに必要な筋肉を鍛えるには山登りが一番なのだなと改めて実感した。

今年はまだ始まったばかり。

昨年あまり山に入れなかったぶん、今年は登山を存分に楽しもうと思う。

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