その他 登山

秋の富士山に登ってきた

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富士山 これまで富士山の存在はもちろん知っていたけれど、実際に登ってみようなんて考えたこともなかった。なにかのきっかけで職場の同僚たちと登ってみようという話になり、まずは9月8日に少人数で下見をして、その翌週にみんなで行こうということになった。

1回目の富士登山

初めて登山に挑戦する僕は、山登りのウエアや道具などが一切ないため、職場近くのスポーツ用品店で最低限の道具を購入した。

そして9月8日の深夜、同僚の車で富士吉田に向けて出発した。カーナビの目的地が間違っていたため到着が若干遅れたが、無事に富士吉田の5合目に到着。

外は大雨だった・・・。

深夜に出発してわざわざ富士山のふもとまで来たので、このまま退散するのも勿体ない。行ける所まで登ってみようということで、装備を雨使用にして5合目を出発した。

雲より高い所にいけば雨も止むだろうと楽観的に考えていたのだが、登っても登っても雨は止まず、むしろ悪天候になってきてしまった。 天候もさることながら、登山道も7合目あたりから岩場の連続で非常に辛い。この状態でまだまだ先の頂上まで行くのは厳しいだろうという結論に至り、やむなく引き返すことになった。

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なんとも情けない後ろ姿。

ちなみにリュックに被さっているのはゴミ袋である。リュック用のカバーを用意していたはずだったのだが、どこかに紛失してしまい、このような状態になってしまった。

来た道をとぼとぼと歩いていると、だんだん天気が良くなってきた。5合目まで降りると空はすっかり晴れていて、多くの観光客で賑わっていた。 早朝から雨風に打たれ、ずぶ濡れになった僕たちの立場は・・・と思ったが、富士山の山頂に被さったどんよりした雲を見て、引き返して正解だったなと改めて思った。

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僕たちは「次こそは!」という思いを胸に秘め、ほうとうを食べて家路についた。

2回目の富士登山

9月22日は予定していたメンバーで富士登山に挑む予定だったのだが、台風18号による暴風雨が予想されたため断念。延期も考えたが富士山はとっくに閉山しているし、山小屋もこれから徐々に閉まっていくため、予定していた富士登山はいったんお流れとなった。

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せっかくなんで登山を予定してたメンバーで都内をドライブ。台風が接近しているというのに昼間は非常によい天気だった。 帰りにエル・アミーゴで美味しいステーキを食べた。  

やっぱり登ることにした

予定していたメンバーでの登山は来シーズンということになったのだが、どうしても諦めきれない僕と同僚の下見メンバーは9月22日に再度富士山に挑むことにした。 深夜に横浜を出発し、富士吉田の5合目まで車で移動。駐車場で身支度を整えてまずはご来光を見に展望台へ。

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朝の5時半くらいに太陽が顔を出した。世界遺産の富士山で日の出を見るというのはなかなか感動的だったが、できれば次は頂上でご来光を見てみたい。 日の出を堪能したあとは山登りの準備を整え富士登山リベンジへと繰り出した。  

5合目〜6合目

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吉田ルートの序盤は単調な坂道を折り返しながら登って行く。余裕。  

6合目〜7合目

だいぶ疲れてきたけどまだまだ行ける。  

7合目〜8合目

このあたりは山小屋が連続するゾーンで、開いている山小屋があればトイレを200円で利用することができる。僕たちが登った9月中旬は殆どの山小屋が閉まっていた。

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山小屋と山小屋の間は結構傾斜のある岩場になっていて、慎重に足場を選びながら進む必要が出てくる。標高もだいぶ高くなってきていることもあって、岩場を登るのも一苦労だだった。

このあたりから僕たちは急激にペースダウンした。疲労困憊の僕たちを余裕で追い抜いて行く、小さな子供や女性や老人たちは、いったい僕たちと何が違うのだろう。人と比べて焦っても無駄に体力を消耗するだけだから、張り合う必要はないのだが、圧倒的な差を見せられるとなんだか悔しい。  

8合目〜9合目

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ちょっと歩いては休憩の繰り返し。本当に辛かった。

営業中の最後の山小屋トモエ館に到着。ここが登り最後のトイレ。 山小屋の店内には色々なものが売られていたが、どれも高くて買う気にならなかった。いくら疲れていてお腹が減っていても、どん兵衛に600円も出す気にはなれない。

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このへんまで来ると雲がやばい。

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200円のトイレを利用し、山小屋の外のベンチでしばらく休憩し、出発。

8合目のトモエ館から見上げた頂上。この先はこれまでのような厳しい岩場はそれほど無いのだけれど、空気が薄すぎてちょっと歩いただけで頭がクラクラして息切れしてしまうので、休憩を繰り返しながらひたすらゆっくり歩いて頂上を目指した。 トモエ館から頂上までは結構距離があったんだけど、体力的に辛すぎて写真を撮る気が完全に失せていた。  

頂上に着いた!

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「まだ折り返し地点なんだよな」という思いを頭の隅に追いやって、ここまで苦労してきた自分自身を労い、最高の景色を楽しんだ。

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連れの同僚がもってきたコンロでお湯を沸かしてもらい、コンビニで買ってきたカップラーメンを食べた。

食べ物に限ったことではないけれど、人の感覚というものは環境に応じて大きく変化する。富士山の頂上で食べようが、自宅で食べようが、カップラーメンはカップラーメンであり、味は同じはずなのに、この美味さはなんだろう。 晴れ渡る景色を眺めながら日清のカップラーメンを完食した。

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何はともあれ2度あることは3度あるではなく、3度目の正直で無事に富士登山に成功した。  

地獄の下山道

ただ、喜びもつかの間。地獄の下山道が僕たちを待っていた。

頂上を目指して登っているときは、なぜ下山道があるのにわざわざ来た道を戻ってくるのだろう?とすれ違う下山者を見て思っていたのだが、下山道をひたすら歩いてその疑問は晴れた。 吉田ルートの下山道は砂走りという砂と砂利で構成された坂道をひたすら下ることになるのだが、比較的傾斜が抑えられていることもあり、登ってきたときよりも歩く距離が長い。そして徐々に砂から砂利メインの道に変化し、非常に歩きづらくなってくる。

うっかりしていると滑って転びそうになってしまうし、実際2回くらい転んだ。 もし来年あたりにまた登る機会があれば、下山道はちょっと考えた方がよさそうだ。  

赤く染まった高速道路

無事に下山した頃には日も暮れて、満車状態だった5合目の駐車場はがらんとしていた。

くたくたに疲れてしまったが、ここから横浜まで帰らなければならない。

そそくさと帰り支度をし、富士吉田を出発した僕たちを待ち受けていたのは、中央道・東名道の超絶ダブル渋滞だった・・・。高速道路は車のテールランプで赤く染まっていた。どんどん伸びるナビの目的地到着時間、ぜんぜん進まない高速道路に業を煮やして下道に行くも、こちらも渋滞・・・。 僕の自宅に着く頃には日付が変わっていた。

19時前に富士吉田を出発したのに。

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