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THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)は街着?
ノースフェイスはガチもあるが殆どは街着
ノースフェイスの登山用品は、2chの「登山ウェアブランドのイメージを語るスレ」内の山屋からみたブランド判定一覧では「ガチもあるが殆どは街着」なんて言われてしまうブランドではあるが、僕は結構好きでモンベルだと野暮ったいなと思った時はノースフェイスの商品を選ぶことが多い。
ガチだろうが街着だろうが自分が満足していればいいかなと思っている。
雑誌Beginで紹介されていたノースフェイスのアルパインライトパンツ
先日書店でファッション雑誌のBeginをパラパラとめくっていたらノースフェイスのアルパインライトパンツが「完売→入荷を繰り返している行列のできるパンツ」として紹介されていた。とにかくすごく売れているらしい。
1年を通して山岳エリアでの行動を支えるパンツです。シンプルさを極め、使うシーンを選ばないデザインと着用感。足さばきの良いテーパード形状でありながら、立体的なパターンと豊かなストレッチ性を併せ持ち、足上げも軽快です。クライミングからハイキングまで幅広く活用でき、バックルを設けないすっきりした腰周りはハーネス使用も想定。多くの山岳ガイド達にも愛用されています。
GOLDWIN WEB STOREより引用
僕はノースフェイスのハーブパンツを愛用していて、こちらはストレッチのきく普通のストレートタイプ。上記のアルパインライトパンツは比較的細めの設計。誌上で大絶賛だったんでちょっと気になってしまい、楽天やAmazonなどで調べてみるとレビューも好意的なものばかり。見れば見るほど気になってしまい、試着もせずに注文してしまった。
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)のアルパインライトパンツ
今回購入したのは黒のMサイズ。
僕は平均体重より若干重めのメタボ体型で、上半身よりも下半身にぜい肉が付いてしまう体質であるため、細身のパンツがちゃんと履けるかどうか心配だった。すでに持っているノースフェイスのハーブパンツはMサイズを試着したときに、ウエストがきつく感じてワンサイズ大きめのLサイズにしたんだけど、それよりも細身のアルパインライトパンツのMサイズははたして僕に履くことができるのだろうか?
商品が届いたのでさっそく履いてみる
試着をせずにネット通販で注文してしまったノースフェイスのアルパインライトパンツ。
果たしてメタボ体型の僕に、Mサイズのパンツを問題なく履くことができるのだろうか?そんなことを思いながら足を通してみたところ、細身のシルエットなのに窮屈な感じがしなくてウエストも問題なかった。ふくらはぎの部分がジャストサイズでピッタリしているけど、伸縮する素材でできているため特に問題はなさそう。
とても履き心地が良くてずっと履いていたくなる感じ。これは人気が出るのも頷ける。
アルパインライトパンツを履いて山を歩いてみた
アルパインライトパンツの下にサポートタイツを履いて、秋の雲取山テント泊登山に出かけた。
アルパインライトパンツを履いて山を歩いた感想としては、とにかく動きやすいということ。伸縮する素材が使われているため、足を深く曲げても生地がちゃんとストレッチしてくれて、足への干渉というかストレスというか、嫌な感じを少しもさせない。
雲取山の奥多摩小屋テント場にて。
今年はもうそれほど山に行かないだろうから、来年の春先くらいに新しいモデルが出たら色違いでもう一着購入したいと思っている。
買い増ししたくなる登山用のパンツは初めてかもしれない。
こんな人にオススメ
- 登山をやる人
- 自転車に乗る人
- アクティブな外出をする人
登山をやる人
これは言わずもがなで、山用のズボンだから山で使うのは当然。
ストレッチが効いて大きい段差でもノンストレス。小雨程度なら水を弾いてくれそうだし、速乾性の高そうな生地だから雨に濡れてもすぐに乾いてくれそうだ。
自転車に乗る人
足首に向けて気持ちテーパード気味になっているため、自転車に乗る際に裾がペダルに干渉しない。ストレッチも効いて動きやすいため、自転車でポタリングしたり、ちょっと遠出という時にも重宝しそうだ。
アクティブな外出をする人
体を動かす場所に遊びに行く時などにもオススメ。
街着として着こなすには結構レベルが高いような気もするが、色も形もシンプルでロゴもノースフェイスだし、凝ったコーディネートでなければ汎用性は高そう。
値段はちょっとお高いが、しっかりとした作りで何度履いてもそう簡単にはへたらないパンツではないかと思う。
山で履くために作られたパンツなので、頑丈さに関しては問題ないだろう。
アルパインライトパンツのサイズ感
このパンツは裾にかけて少しテーパードしている割と細身のパンツなので、体育会系のがっちりした体型の人には少々窮屈に感じてしまうかもしれない。
ただ、ストレッチ性の素材になっているため、ピタピタでも構わなければ無理やりにでも履くことができる。
僕は身長169cmで体重が70kgのメタボ気味の体型で、かつ上半身よりも下半身にぜい肉がつきやすいタイプ。最近の細身のパンツを試着すると太ももやふくらはぎがピタピタで履けないことが多いが、アルパインライトパンツはかろうじて普通に履くことができている。
もし登山利用がメインであれば、このパンツの下に足をコンプレッションしてくれるサポートタイツを履くことで、窮屈さはさほど感じられないはずである。
もう少しゆとりが欲しい人はバーブパンツがおすすめ
アルパインライトパンツはスリムなシルエットで登山でも普段使いでもスタイリッシュにきまるが、シルエットが結構細身であるため、着る人の体系によってはタイツのように見えてしまうため注意が必要だ。
もう少しサイズ的にゆとりが欲しい人は、バーブパンツがおすすめだ。
僕はどちらのパンツも所有しているが、登山目的で最初の1着目という前提であれば、アルパインライトパンツよりもバーブパンツのほうがサイズ的にも機能的にもおすすめかな。
上がバーブパンツで下がアルパインライトパンツ。
比較してみるとシルエットの違いがわかると思う。
足の太さがちょっと心配・・・という方はバーブパンツ、テーパード気味のスラっとしたシルエットを好む方はアルパインライトパンツを選ぶと良いんじゃないかな。