北アルプス 登山

焼岳日帰り登山 〜上高地の小梨平キャンプ場にテント泊〜

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焼岳

日曜と敬老の日の連休を利用して北アルプスの焼岳(やけだけ)に登ってきた。

焼岳は前から登ってみたい山の一つ。本来日帰りで登れる山ではあるのだが、今回は同僚とのんびり山に登ろうということで、上高地の小梨平キャンプ場にテントを設営した後に、荷物を軽くしてピストンで登ることに。

参考

 

沢渡大橋駐車場で車中泊

土曜日の夜に横浜を出発し、長野県の松本市方面へ。

上高地はマイカー規制があるため、手前の沢渡(さわんど)大橋駐車場に車を停め車中泊し、翌朝バスで上高地へ移動する。

そのまま上高地バスターミナルへ行っても小梨平キャンプ場に早く着きすぎてしまい、テントの受付もすぐにできないだろうと考え、大正池のバス停で下車し、そこから散策しながらキャンプ場に向うことにした。  

大正池から小梨平キャンプ場へ

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朝の大正池周辺は朝もやに包まれていて幻想的な雰囲気だった。

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遥か遠くには穂高連峰の姿も。

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その後、小梨平キャンプ場まで梓川沿いを歩いた。

水は凄く透き通っていて、水深の深い所はエメラルドグリーンに見えた。

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小梨平キャンプ場には7時過ぎに到着。

サクッと受付を済ませてテントを設営。

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梓川沿いの穂高連峰が一望できるテントサイトは既に埋まっていた。

なかなか贅沢なロケーションだと思う。

ここはキャンプ場ということもあって、設備がかなり充実していた。トイレは水洗で無料だし、炊事場もあるし、時間は限られているが風呂まである。売店には調理用の食材まで販売されていた。登山の限られた環境でのテント泊ばかりだった僕にはちょっと贅沢すぎるシチュエーションだったかもしれない。 

ただ、上高地はマイカー規制があるため、沢渡あたりからバスに乗り換えてここまで来なければならないため、一般的なキャンプ用のテントなどを持ってくるのは難しい。テント場には登山用のテントを持ってきている人が多かった。

ただキャンプ場ではコールマンの大型のキャンプ用テントを貸し出ししているため、荷物をそれほど持ってこなくても宿泊することができる。

↓小梨平キャンプ場の情報は別途記事を作成しました↓

焼岳へ向けて出発

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このまま初日はのんびり周辺を散策してまったりすごそうかとも考えたが、気持ちを引き締め焼岳へ向かって出発した。

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焼岳の登山道は序盤は緩やかな樹林帯。スタートが遅かったこともあり序盤は人が少なめ。 焼岳でも熊は出るらしく、最近目撃情報があったらしい。鈴を鳴らしながら出来るだけ他の登山者が目に入るように意識しながら歩いた。

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徐々に登山道のオフロード感が増してくる。

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長いハシゴを登り、さらにもう少し登った先にようやく焼岳小屋が。ハシゴまでの変化の乏しい樹林帯は結構退屈だった。

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ここでは焼岳のピンバッジを購入し、持ってきたカップラーメンを食べた。 焼岳山頂方向に目を向けると雲がだいぶ増えてきて怪しげな天候に・・・。まだまだ先は長いというのに。

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焼岳小屋の先の小さな丘の上には焼岳展望台がある。山頂へ向かうにはこの丘を超えていく必要があり、焼岳小屋からいったん下って、展望台に向かって登り、再び焼岳へ向かっていったん下って登るという面倒なルートになっている。 巻き道はないのだろうか?

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展望台を超えて焼岳に登り始めたところから焼岳小屋方面を撮影した写真。写真の中央の道が延びている頂が焼岳展望台。その向こうに焼岳小屋がある。

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ここから先は草木もあまり生えていない岩と砂のゴツゴツした登山道を歩く。

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ふと振り返ると右奥のほうに上高地の河童橋周辺が見えた。スタート地点が見えると自分のいま立っている所をより強く意識することができる。よくここまで歩いて来たものだと感心すると同時にわき上がった「あそこまで帰らなければならないのか」という思いを強引にかき消した。

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僕はまだ全然平気だったが、連れの同僚が少し辛そうだったためペースを落として登った。

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山頂は案の定ガスで展望ゼロ。風が強く結構寒い。

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時折視界が少しだけ開けて旧火口の正賀池(写真中央)や、新火口のインキョ穴(池の右少し手前)が見えた。

写真左下に少し見切れている通り、結構激しく硫黄の臭いを乗せた煙がもくもくと吹き上がっていて、時折風に乗ってこちらに煙が流れてくる。 非常に臭い。  

下山・食事・睡眠

ガスが晴れるのではないかと少し粘ってみたものの、改善の兆しが見られなかったため、下山する事に。来た道をヘトヘトになりながら下山し、テントの張ってある小梨平キャンプ場へ戻った。

テントに戻ると荷物をテントに放り込み、一目散に売店へ走り缶ビール350缶2本とポテトチップスを購入した。

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テントのそばの木のテーブル付きのベンチに座り、アルファ米に湯を注ぎ、ビールとポテトチップスでアルファ米の出来上がりを待った。アルファ米の出来上がる5分くらい前にレトルトカレーを温め、米の出来上がりのタイミングですぐにかけて食べる。

普段は食欲旺盛な連れの同僚は、売店で冷凍豚肉に目を付けたらしく、乾麺に入れて食べるといって購入していた。豚肉の値札には「ハンガリー産」と書かれていた。

何の味付けもせずに塩ラーメンに放り込まれたハンガリー産の豚肉は、かなりお気に召さなかったようで「獣の臭いがする」と言って殆ど食べずに残してしまっていた。登山の疲れによって味覚が敏感になってしまっていたのか、単に調理方法がアレだったのかは分からないが、人が不味いと言っているものをわざわざ食べたいとも思えず、僕は黙々と自分の美味しいチキンカレーを食べた。

時刻は18時。

登山でテント泊する場合は寝ても別におかしくない時間ではあるが、周囲はまだ騒がしい。このへんが登山のテント場とキャンプ場の違いなのだろう。

不味い豚肉を食べて一気にテンションの下がった連れはそそくさと自分のテントに戻りノイジーなサウンドを奏で出した。僕もすることがないのでテントに入り、しばらくiPhoneを弄っていたが、だんだん眠くなってきたため眠ることにした。

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夜にパッと目が覚めた。時計を見ると22時過ぎだった。

テントから顔を出してみると夜空が綺麗だった。外はそれほど寒くなく、ちょっとトイレがてら星空でも撮影してみようと思い数十枚撮影した中で唯一「星空」として認識できた写真がこれ・・・。 結構あれこれやって粘ってみたものの、なかなか上手に撮影することができなかった。

23時くらいに諦めてテントに戻ろうとしたら、川沿いで花火をしてはしゃいでいる人たちがいた。どこにでも迷惑な連中というのは少なからずいるんだなあと残念に感じながら、自分のテントの側じゃなくて良かったと思いながらテントに戻りシュラフに潜り込んだ。  

起床・撤収

先週の北岳でのテント泊が非常に過酷なものだったこともあってか、今回のテント泊は非常に快適なものだった。ぐっすり眠った翌朝の5時。暖かいコーヒーを飲み、朝食を食べ、テントの中でまったりと過ごした。

爆睡していた連れが隣のテントから出てきた。まだ昨晩の豚肉を引きずっているらしく、腹は減っているが食欲が無いといった状況らしい。まあ要ダイエット体型だから、たまには食を細くして軽量化した方が良いだろう。人の事はあまり言えない体だが。

しばらくお互いのテントで時間を過ごしたが、特段することもなく、昨日の疲れも残っていたこともあり、テントを撤収して帰ることに。

余力があれば乗鞍岳に登って、白骨温泉に入って帰るというプランも考えていたのだが、そのまま帰ろうという結論に至り、上高地バスターミナルから沢渡大橋駐車場までのバスに乗り、駐車場から車で横浜に戻った。

3連休の最終日ということで中央道は混み始めていた。

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