北アルプス 登山

北アルプスの立山三山を歩いて剱沢キャンプ場でテント泊してきた

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剱岳

北アルプスの立山に登るために長野県側から室堂まで移動」からの続き

今回の計画は、立山三山を登り、そのまま別山まで行き、剱岳が一望できる剱沢キャンプ場で宿泊。剱沢キャンプ場に到着した段階で体力的に余裕がありそうであれば、翌朝早朝に剱岳に登ろうというプラン。

立山三山登山スタート!

立山は雄山・大汝山・富士ノ折立という3つの山の総称で、正式には立山連峰と呼ぶが、一般的には「立山三山」と呼ばれるケースが多いように思う。ただ、この立山三山には諸説あるらしく、浄土山・雄山・別山の3つを立山三山と呼ぶケースもあるようだ。

こういう場合、全ての山に登っておけば、余計なツッコミを受けずに済むのだが、室堂からの出発時間が午前9時と登山にしては遅めのスタートであるため、今回はポピュラーなほうの立山三山のみに登ることにした。

まずは最初の山である雄山に向けて出発した。

立山三山の最初の山である雄山へ

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9:20 室堂から雄山までは一般観光客も訪れる割と簡単なルート。

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徐々に登りの斜面の角度はついてくるものの、子供たちが元気に走ったりするくらい登りやすい道になっている。

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写真の右に見えるのが一の超山荘で、左上のほうに見える小屋が雄山山頂。

一の越山荘に到着

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10:00 一の越山荘に到着。

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ここで10分ほどトイレ休憩。

そして持ってきた行動食を少し口に入れて雄山山頂に向けて出発。雄山への道は登る人と下りる人で所々で渋滞になっていた。

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写真の圧縮効果が出ているからかもしれないが、中間地点あたりでものすごい渋滞が発生していて、なかなか先に進むことができなかった。

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渋滞を抜けて山頂までもう一息。

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11:25 雄山に到着。標高2,992m。

一の越山荘から雄山まで1時間のコースタイムだから30分ほどオーバーしたことになる。

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ポカリスエットと立山のピンバッジを購入し、しばしベンチで休憩。

遠くにうっすらと富士山が見えた。

雄山神社は非常に混雑していたことと、コースタイムが少しオーバーしていたこともあって、今回はスルーすることに。

大汝山へ

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11:33 休憩もそこそこに次の山、大汝山へ向けて出発。

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11:50 大汝山に到着。標高3,015m。

立山三山のなかでもっとも標高の高い山が大汝山。

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大汝山の山頂直下の大汝休憩所。

映画「春を背負って」のロケ地らしい。映画を見ておけば立山三山歩きも別の楽しみがあったのかもしれない。原作の小説は読んだんだけど映画は未見。

立山三山最後の頂「富士ノ折立」へ

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少々時間が押しているため、大汝休憩所では休憩せずに先を急いだ。立山三山登山の3つめの山頂は上の写真右の人が立っている場所。

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12:10 富士ノ折立に到着。標高2,999m。

これにて立山三山コンプリート。最初の雄山までは結構疲れてしまったが、一度稜線上まで来てしまえばあとは楽勝だった。それぞれの山の距離も近いしね。

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そして目の前に広がる絶景!

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剱岳の右側には後立山連峰や白馬三山などがよく見える。以前に唐松岳に登ったけど、次は後立山・白馬・栂海新道を繋げて日本海まで歩いてみたいなあ。

剱岳の展望台「別山」へ

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次は剱岳がよく見える別山へ。

 

いったん下って・・・。

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そして登る・・・。

別山への最後の登りが辛かった。

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14:00 別山南峰に到着。

少々時間がかかってしまったのは途中の稜線で室堂方面のタイムラプス撮影(と称した休憩)をしていたため。

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来た道を振り返る。

最高の天気、極上の稜線歩き、室堂までのアクセスは大変だけど山は最高だった。

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そして別山から見える剱岳は圧巻。

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これまで遠くから眺めたり、雑誌などで見るだけだった剱岳をこうやって眺めていると、その迫力に圧倒されてしまいます。

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事前に調べた情報では、剱岳は南峰よりも北峰のほうが展望が良いということだったが、この後に控えている剱沢キャンプ場までの移動を考慮して今回はパス。

タイムラプス撮影をしながら休憩をとって1日目の最終地点「剱沢キャンプ場」へ向けて出発した。

剱沢キャンプ場へ移動しテントを設営

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別山から剱沢キャンプ場への道は急坂をひたすら下る。

剱沢キャンプ場と剱岳をずっと見ながらの歩く贅沢な道ではあるものの、目的地は見えているのになかなか近づくことができないという、登山をしていると時々おこる現象が・・・。

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15:15 ようやく剱沢キャンプ場に到着。

剱沢野営管理所でテント泊の受付

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剱沢キャンプ場に到着したところで、まずはテント場そばにある野営管理所でテント泊の受付を行う。料金は1人500円。

水はテント場にある2か所の水場を無料で使用できる。ただし煮沸が必要らしく、そのまま飲むことはできない。

トイレは2か所あってどちらも和式。

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ご覧の通り、テント場は広々していて、どこにでも張ることができそうだが、地面が平らでない場所が結構あって、良さげなところはすでに取られてしまっていた。

少し窮屈ではあるものの、水場もトイレもそれほど遠くない平らな場所を見つけ、そこにオニドーム1を設営した。

テントの中から剱岳が見える贅沢

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設営したテントの中から剱岳が見える。

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こんな贅沢なロケーションがあるだろうか。

ここなら景色をつまみにビールを何本でもいけそうだ。とりあえず剱澤小屋まで行って飲み物と軽食を買ってこようと思ったものの・・・。

テント場から剱澤小屋の距離が・・・

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剱沢キャンプ場には水場とトイレはあるものの売店がない。したがって飲料や食料などを調達したい場合は、野営管理所から少し離れた場所にある剱澤小屋まで行く必要がある。

ところが剣澤小屋が遠い。

上の写真は野営管理所から剱澤小屋に向かう途中で撮影したもの。下に見える赤い屋根が剣澤小屋で、あそこまで左下に見える石がゴロゴロした道を下っていく。

恐らく早く歩いても片道10分程度。

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疲れた体に鞭打ってここまで来た僕は、ここで色々買ってもテント場まで持っていくのが大変だし、ゴミをまた持ってくるのも面倒だよなぁ・・・と思い、小屋でカップラーメンとコーラを買って小屋の前で頂くことにした。

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テント場からの景色とは少し違った剱岳を見ながら食べるカップラーメンもなかなか。

食後はペットボトルの水を2リットル買って、プラティパスの水筒に移し替えてテント場に持っていくことにした。価格はなんと900円。

まあテント場の水を煮沸して使う面倒を考えれば仕方がないかなと・・・。

剱沢キャンプ場の夜

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夜も御覧のように若干の雲は出ているものの美しい星空を堪能することができた。

剱岳登山は諦めて下山することに

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もし体力的に余裕があれば2日目の早朝に剱岳に登り、その後テントを撤収して下山という「あわよくば剱岳」というプランを用意していたが、このプランは1日目に別山まで来た段階で諦めていた。

そんなわけで薄曇りの2日目はテントを撤収して室堂方面に向かうことに。

6:00 剱沢キャンプ場を出発。

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6:30 剱御前小舎に到着。

ここから雷鳥坂を1時間ほど下る。

今回まだライチョウと出会っていなかったため、雷鳥坂という名がつくこの場所が最後のチャンスかなと思い、キョロキョロしながら坂を下って行ったが結局ライチョウとは会えずじまい。

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雷鳥坂を下り沢を渡ると雷鳥沢キャンプ場。

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平日の朝ということもあってテントはまばら。

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雷鳥沢キャンプ場まで長い下りの時間が続いたが、ここから先はほぼ登り。疲れた体にこの最後の登りは結構シンドイものがあった。

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途中で地獄谷を通過。

このあたりには火山性ガスの濃度を警告するランプが所々に設置されていて、危険度に応じて黄色や赤色に光って知らせてくれるらしい。

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みくりが池温泉は日本最高所(標高2,430m)の温泉で、日帰り入浴もできるため、登山者にも人気のスポット。当初はここでひと風呂浴びて下山するつもりだったのだが、早く帰りたい一心でスルーしてしまった。

登山を趣味にしておきながら温泉にあまり興味がない僕は色々と損をしているような気がする。

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8:15 みくりが池はアニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」で登場した場所。この日は薄曇りで風も強く写真写りはイマイチ。

8:25 みくりが池から少し歩いて室堂に到着した。

室堂でトイレを済ませて扇沢駅に向けて来た道を戻った。

黒部ダムに寄り道

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各種乗り物を乗り継いで黒部ダムまで戻ってきたところで、朝から空を覆っていた雲がなくなり晴れてきた。もう少しのんびり滞在していた方が良かったかも・・・と思っても時すでに遅し。

せっかくなので黒部ダムに少し立ち寄ってみることに。

黒部ダムの放水を撮る

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ダムの放水を真上から撮影。

こういう角度で虹を見るのは初めてかも。

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ダムの展望台は数か所あるが、これ以上足に負荷をかけたくなかったため、移動の必要が無さそうな場所からのみ撮影することに。

黒部ダムレストハウスで黒部ダムカレーを食す

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何となく空腹感を覚えた僕は、目についたレストランに入り、黒部ダムカレーを注文した。

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黒部ダムカレーはご飯の部分をダムのえん提に見立て、グリーンカレーでダムの湖面を表現している。カレーに入ったカツは何を表現しているのだろう?

やみくもにスプーンを入れるとダムを決壊させてしまっているような罪悪感を覚えてしまうような気がしたため、グリーンカレーがご飯の向こう側に行かないように注意しながら食べた。

登山帰りの下界メシは何を食べてもたいがい美味い。黒部ダムカレーも多分に漏れず質素な食事をしてきた口には贅沢このうえない味だった。

扇沢駅でふたたび・・・

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扇沢駅まで戻り、お土産売り場で職場に持っていくお土産を物色していたところ、トロリーバスの改札口から軽快なトークと乗客の笑い声が聞こえてきた。

昨日見た駅員さんがまた例のトークを繰り広げていた。

 

・・・というわけで初めての立山登山は無事に終わり、剱岳に登るというミッションが次回に繰り越される形となった。

次に訪れるときは1泊2日ではなく2泊3日くらいの余裕をもった行程で、浄土山を含めた立山三山完全コンプリートと剱岳登頂を目指したい。

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