八ヶ岳 登山

はじめての雪山登山 八ヶ岳の蓼科山に登る

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DCIM100GOPROG0053806. 少し前に残雪期まで使えるセミワンタッチアイゼン対応の登山靴と12本刃アイゼンを購入して雲竜渓谷を歩いてきた。

氷の宮殿終盤戦。氷瀑を見に日光の雲竜渓谷へ!

初めてアイゼンを装着した歩いた雪道は結構楽しく、次はちゃんとした山に登ってみたいなあと考えていた。インターネットで色々と調べてみると、初心者でも日帰りで登れそうな山がいくつかあるようだった。 その中でも眺めが良さそうで、当日の天気が良さそうな場所ということで八ヶ岳の蓼科山に登ってみることにした。

2015年に入ってからの最初の山であり、登山3年目にして初めての雪山登山。

今回の登山に際して追加でピッケルとサーモス山専ボトルを購入した。 中央道の諏訪南ICで下りてしばらく走った先の女神の茶屋前の駐車場が今回のスタート地点。駐車場に到着した段階ですでに2台の車が停まっており、すでに出発しているようだった。

身支度を整えていると、どこからともなく歩いてきた登山者が登山口に向かって歩いていった。これで少なくとも僕より先に3名の登山者が蓼科山に入山していることになる。 準備が整いスタートしたのが8:40くらい。登山にしては遅めのスタートになるが、山頂付近の強風が昼過ぎくらいから収まるという天気予報の情報を考慮しての時間設定。

女の神茶屋を出発

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登山口から既に雪道であったため、最初からアイゼンを装着してのスタート。

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最近降った雪ではなさそうだったが、誰も足を踏み入れていない雪面は陽の光が反射してキラキラと輝いていた。

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すでに先行者がいるためトレースはばっちり。これなら道迷いの心配は無さそうだ。というかこのルートはほぼ直登なんで迷いようがないw 早朝と呼ぶには少し遅めの時間ではあったが、地面の雪はまだ締まった感じだった。

アイゼンで踏み込むたびに「サクッ、サクッ」と気持ちのよい足音が耳に入ってくる。 静まり返った樹林帯には僕の呼吸音と足音しか聞こえてこない。

蓼科山の急登

そんな気持ちのよい樹林帯歩きはすぐに終わり、一気に傾斜がキツくなる。

駐車場に車を停めた際に確認した気温はマイナス6度くらいだったが、傾斜がキツくなったとたんに体温が一気にあがり、体から汗が噴き出してきた。 途中で2名の登山者とすれ違った。おそらく駐車場に駐車していた登山者だろう。

「いやあ傾斜がキツくて登るのが辛いですw」なんて声をかけたら

「そうですか、でも雪がある今のような季節のほうが登りやすいんですよ」と返された。

そういうものなのか・・・。とその時は思ったが、帰宅後にネットで無積雪期の蓼科山を検索してみたら大きな岩が積み上がった歩きづらそうな登山道の画像がヒットした。

確かにそうかもしれない。そうかもしれないが、そうだとしても僕が辛いと思っている現状が改善するわけではない。一歩一歩少しずつでも登っていくしかない。 歩いている時間よりも休憩している時間の方が長いのではないかと思われるスローペースで何とか高度を稼ぎ、森林限界手前の最後の急登へ。

スキー場の上級者コース(よりも急斜面に感じた)のような斜面を慣れないキックステップで登って行く。 このあたりの写真が1枚も無いのは、そんなことをしている心体の余裕がまったくなかったからだ。

森林限界

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もう間もなく森林限界。 あとひと頑張り!

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後ろを振り向けばこの展望。 ビューティフル!

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森林限界を超えて山頂が見えてきたときは本当に嬉しかった。森林限界の先は若干の風は吹いていたものの、歩行が困難になるような強風ではなかった。ただ、気温はそれなりに寒く、マイナス10度弱くらい。

ズルズル出てきた鼻水は寒さのせいなのか花粉のせいなのか。

エビの尻尾

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標識の凍り方が凄い。どうやらこういう状態をエビの尻尾と言うらしい。言わんとしていることはなんとなくわかる。

どっちから風が吹いていたか一目瞭然。

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山荘は雪に埋もれて冬期休業中。

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小屋の前のこれは木!?

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地面をよく見ると、雪面が変わった凍り方をしている。何かの植物のようにも見えるし、は虫類のウロコのようにも見える。面白い。

蓼科山登頂

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とりあえず山頂へ。

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三角点。

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中央の鳥居は蓼科神社の奥社。

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GoPro HEROの付いたセルフィー棒を雪面にぶっ刺してタイムラプスで自撮り。

1秒ごとの撮影にしておけば、色々なカットの写真が撮れる。 適当に設置したわりには見事な日の丸構図で綺麗に撮影することができた。

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山頂散策もほどほどに、腹ペコだった僕は昼食を食べる場所を探した。どこか風をさえぎってくれそうな場所は・・・。やはりここしかなかった。

小屋の裏手が風を避けるには最適な場所だったため、ここで昼食を食べることにした。

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サーモス山専ボトルはなかなかの保温力だった。早朝に自宅で沸騰させたお湯を入れて持ってきたが、そのままカップヌードルに注いでもちゃんと3分後に食べられる状態になった。

グローブをしたままだと箸が持ちづらかったため、素手でも大丈夫かなと思って手袋を外したが、あっという間に手が痛冷たくなってきたため、慌ててグローブを装着した。

下山

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腹も満たされたし山頂からの展望も楽しんだし、さあ最後はシリセードで楽しいショートカット下山や! そう思って下山を開始するも、気温が高い晴天下の昼過ぎの雪はかなりやわらかくボソボソになっていてシリセードどころではなかった。

尻で滑って一気に下山のはずが、アイゼンを装着した足の裏に落としても落としても雪が大量に付着して、非常に難儀しながらの下山となってしまった。 別のサーモスに入れてきたコーヒーは往路ですべて飲み干し、山専ボトルのお湯はもう使わないだろうと山頂で捨ててしまったため、駐車場に戻った頃には喉がカラカラに・・・。

駐車場周辺に自動販売機はなさそうだ。 僕は急いで帰り支度をし、道路脇に自動販売機がないか注意しながら車を走らせた。しばらく山を下ってようやく発見。リアルゴールドを一気に飲み干し、アクエリアスをぐびぐび飲みながら帰った。

はじめての雪山登山。

天気が味方してくれたおかげで何とか無事に登頂することができた。 体力・実力ともにダメダメなんで、もうちょっと体を鍛えつつ、しばらくは日帰りできる優しい山で経験を積みたいと思う。 こんなに疲れた登山は久しぶりだ。

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