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自転車で東京湾一周に挑戦した

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自転車が趣味です。

そう表明するには圧倒的に走っている距離が少ない。

先日ロードバイクみなとみらいまで軽く走っただけで僕の体は悲鳴をあげていた。たかが40km程度の距離で・・・。 僕はとにかく登りが苦手。以前走った箱根のヒルクライムも結構な距離を自転車を押して歩いた。

これではいけないと思い、家の前の坂道をクロスバイクで上り下りするトレーニングを始めることにした。そして今週末。たまたま連休ということもあり、かねてから興味のあった東京湾一周に挑戦してみることにした。

自転車で東京湾一周とは

東京湾一周は自転車乗りの方々には有名なコースらしく、色々な方が挑戦している。

全てが地続きではないため、久里浜から金谷港をフェリーで移動するという点を除けば明確なルールは特にない・・・はず。

ルートラボで東京湾一周のルートを調べてみると、強烈な登りはなく、ほぼ平坦のコースであることから、200km強の距離の問題がクリアできれば完走できるなと思った。以前新潟から川崎まで走った2日目に200kmオーバーを経験しているため、まあ大丈夫だろうと思い、早朝に家を出発した。  

6:00出発

自宅を出発して国道16号線の袖ヶ浦付近まで移動してスタート。

道なりに進み久里浜方面へ走る。家の近所以外はこれといった登り坂も無く、順調な滑り出しだった。

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金沢八景。自宅からここまで1時間。

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近くのローソンで朝ご飯。当初は2時間くらい走れば久里浜のフェリー乗り場まで行けるだろうと思っていたが、間に合わないことが判明。

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三笠公園は開園時間までだいぶあったためスルー。金網の編み目から。

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馬堀海岸にて。このような写真を撮影するのは体力がまだ十分にある序盤だけ。

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横須賀美術館。

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観音崎。週末は天気がとても良く、カメラを向ける先々全てが逆光でこんな写真になってしまう。朝の8時だというのに、観音崎には家族連れがたくさん遊びに来ていた。

東京湾フェリーで金谷港へ

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久里浜の東京湾フェリー乗り場に到着。すでに8時半を過ぎており、乗りたかった時刻のフェリーはすでに出航していた。

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船が到着するとまずバイクと自転車が船に案内され、次に車両が船に乗り込む。ご覧の通り船の壁に固定される。

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船内で購入した横須賀海軍カリーパン。熱々で美味しかった。

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自宅からここまで50km弱。

今日走らなければならない距離の1/4程度。たいして練習もしていない僕が200km強の距離を完走することができるのだろうか?そんなことが頭をよぎったけれど、乗りかかった船・・・というかもう乗ってしまっている。やるしかない。

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甲板では子供たちがカモメ?にエサをあがていた。スティックタイプのお菓子を手にもってかざしているだけで、カモメたちが近づいて来て食べていた。スピードをつけて飛びかかってくるのではなく、フェリーに並走するようにスピードをコントロールして優しいタッチでエサを受け取っていた。  

事件発生!

金谷港に間もなく到着するというアナウンスをうけ、自転車を置いてあるフロアに行こうと思い、階段を降りていたところ、足が滑って尻を強打した。

僕の靴の足の裏には自転車のペダルに固定させるためのクリートと呼ばれる金具のようなものが取り付けられている。これが結構安定感がなく滑りやすいため、歩行の際や階段などでは気をつけなければならないのだが、うっかり油断してしまい足下を滑らせてしまった。

滑った瞬間に手すりにつかまろうとしたが間に合わず、3段くらい下に落下する様に尻から着地した。物凄い痛みだったが、他にも階段を降りてくる人たちがいたため、ポーカーフェイスを装った。 強打した部位は正確には尻と腰の中間くらいの場所で、尻の割れ目が終了する地点あたりの左側。尻の弾力が活かせる場所ではなかったため、非常に痛かった。

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金谷港には10時くらいに到着。  

房総半島の内房を走る

思いっきり尻を強打したため、果たして自転車に乗れるのだろうかと心配になったが、サドルに触れる部分ではない箇所の怪我だったため、特に問題はなかった。

金谷港から海沿いの道を走り、木更津方面へ走った。相変わらずの晴天で日差しが強い。汗はとめどなく体から流れ出てくるため、自動販売機を見つけてはスポーツドリンクを購入した。この辺はコンビニが殆どないため水分補給は気をつける必要があると思った。  

11:00

ようやく道路脇にコンビニを発見し休憩。ウイダーインゼリー、おにぎり、ガリガリ君を食指しばし休憩・・・。

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出発時には少し焼こうと思ってSPF4のコパトーンを塗っていたが、そろそろ日差しが本格的にヤバ目になってきたため、SPF25の日焼け止めを塗り直した。

しばしの休憩後、ふたたび走り出す。もう既に海は見えない。じりじりと暑い日差し、セミの鳴き声、草むらから聞こえる虫の鳴き声、時々通り過ぎる車のエンジン音。普段僕が走っている道とは違っていた。 まだまだ先は長いのにもうヤバいかも・・・。

そんな思いが頭をよぎっていたとき、1台の軽トラが僕の自転車に並走して来た。「何だろう?」軽トラの運転席を見たら、ニコニコしたおじいちゃんがこっちに向かって人差し指と中指を立ててピッと軽い敬礼をして走り去って行った。ちょっと元気が出た。  

木更津を超えて工業地帯へ

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ただただ暑い。足はまだ問題なかったが、上半身が結構疲れて来ていて、車道を爆走するトラックが近すぎて怖くなってしまった僕は歩道をのんびり走ることにした。この時間帯が今回一番辛かった。

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自転車で歩道を走るなんてナンセンス!と普段思っている僕だったが、満足にスピードを出せない状態で、トラックがびゅんびゅん走る車道を走るより、誰も歩いていない歩道を走った方があらゆる面で安全だろうと考えた。フェリー内で強打したケツも徐々に腫れ上がってきてズボンがパンパンになってきていたし・・・。

工業地帯を走っている時はもうゴールは多分無理だろうと思って、横須賀線の走っている船橋までなんとか頑張って、駐輪場に自転車を駐輪して帰ろうと考えていた。服は汗だくで臭いだろうから、コンビニで体を拭くシートを買って、ユニクロあたりでTシャツとサンダルを買って、横須賀線で横浜方面へ・・・といったことを歩道をふらふら走りながら真剣に考えていた。

ごまかしごまかし何とか船橋付近まで辿り着いた。この時点で時間は16時をまわっていた。ここまでずっとリタイヤを考えていたけれど、夕方になるにつれ日差しも弱まってきて、まだ頑張れるような気がしてきた。

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浦安市に突入。だいぶ涼しくなって来た。この辺で自転車の走行できる道路とそうでない道路の区別がつかず迷子になった。  

17:30

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ようやく東京都に突入。どこでどう間違ったのか、湾岸道路から外れてしまい、戻れなくなり荒川を渡ることができず、ウロウロ走っていたら川沿いの自転車道に辿り着いた。

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どうやら荒川サイクリングロードのようだ。せっせと走るジョガーの方々をすいすいよけて走り、無事に向こう岸に渡ることができた。  

18:30

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銀座付近。東京都内に入ったあたりから陽も落ちて自転車で走るにはちょうど良い気温になってきた。とは言ってもここから横浜まではまだまだ。 賑やかな繁華街は走り甲斐があったが、徐々に人が少なくなってくると、どこを走っても同じような景色になり、ふたたび疲労が・・・。ノロノロと走り都内を抜け川崎へ。  

20:00

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川崎市周辺。ひとつだと名前、ふたつだと下ネタ、みっつだと店名。結構混んでいたから美味しいのかもしれない。

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鶴見線の秘境駅として有名な国道駅。以前ここに写真を撮りに来て一眼レフの電源を入れたら「SDカードが入っていません」とカメラに言われて帰宅したことがあります。  

21:30

本来であればスタート地点の袖ヶ浦まで走って東京湾一周完了!となるのだが、もはや気力も体力もほぼゼロに近く、そこまで走ることができなかった。とは言っても自転車で走ったルートを見ればほぼ一周は出来たと言ってもいいと思う。近所のコンビニで命の水を購入し帰宅。

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疲れた後に飲むビールは何よりも美味しい。

色々あったが無事に帰宅できて良かった。当初予定していた以上に時間がかかり、そして自分自身あらゆる面で修行が足りないことを改めて痛感した。

走行距離:202.06km 走行時間:10時間4分 平均速度:20.05km/h 家を出てから帰宅するまでの時間と走行時間にかなりの差異があるのは何故だろう。認識している休憩時間以外に色々な走っていない時間帯があったのかもしれない。

命の水を飲み干して、シャワーを浴びるために脱衣所で服を脱いだら、尻の片割れが紫色に変色して、まるで巨峰のようだった。腫れはだいぶ収まったけど、まだ触ると痛い。   走っている最中は二度とこんなことやるもんか!と思うのだが、無事に帰宅してしばらく経つと次はどこへ行こうかとなるから不思議だ。次は秋くらいにまたロングライドに挑戦したいと思う。

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