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温泉につかるニホンザルが間近で見れる地獄谷野猿公苑に行ってきた。

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地獄谷野猿公苑

以前からずっと気になっていた地獄谷野猿公苑にようやく行ってきた。

野生のニホンサルが温泉に入りに来る場所として、時々テレビで放送されたりして知ってはいたのだが、場所が場所だけになかなか行く機会が無かった。

しかし今回、年末年始を実家の新潟で過ごすことになり、横浜に戻る際に立ち寄れないかとルート検索してみたところ、なんと実家から1時間ちょっとで行けることが判明した。

そんなに近いのなら行かない手はない。

年の明けた元旦の10時過ぎに実家を出発し、上信越自動車道の信州中野ICで一般道に入り、上林温泉の駐車場に11時半くらいに到着した。

駐車場はほぼ満車状態だった。

地獄谷野猿公苑とは?

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地獄谷野猿公苑は、長野県の北部、上信越高原国立公園の志賀高原を源とする横湯川の渓谷に位置しています。

標高850メートルのこの地は、一年のほぼ三分の一が雪に覆われる厳しい環境です。

急峻な崖と、いたるところから立ち上る温泉の湯気、そのような光景を見た太古の人々はこの地を地獄谷と呼びました。

しかし、ここはサルたちにとっては楽園。古くからこの地にはニホンザルの群れが自然のままに暮らしています。

地獄谷野猿公苑は、1964年開苑以来、ニホンザルの興味深い生態を間近で観察できる場所として、温泉に入るサルとして、広く世界中の人々に愛されています。また、多くの研究者や写真家も訪れ、数々の成果を上げています。

公式ページより引用

というわけで、日本のみならず海外からわざわざ足を運ぶ観光客もいるくらい人気のスポットなのである。

僕が訪れた日も多くの外国人観光客が訪れていた。

駐車場からサルの温泉までは徒歩25分

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冬場は道路が封鎖されているらしく、車で行けるのは上林温泉の駐車場まで。ここから平坦な山道を徒歩で約25分歩く。

サルが温泉に入っているところを見るためだけに、雪が積もった滑りやすい山道を25分も歩くのは動物嫌いの人にとっては苦行にしか感じられないだろう。 だって25分歩いた先に待っているのはニホンザルの入浴シーンだけなのだから。

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しばらく歩くと人間が宿泊する温泉宿が見えてきて、そこから階段を登り少し歩くと地獄谷野猿公苑の入場口が見えてくる。

入場料は大人500円。  

ニホンザルだらけ

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中に入るとサル専用の温泉のまわりに人間が大勢集まっていた。

入っているのがサルだから健全だけど人間だったらちょっと危ない撮影会である。 観光客は皆笑顔でハイテンション。

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サルは人間の目など気にすることなく思い思いの時間をすごしていた。

僕は当初この温泉にサルが入っているだけだと思っていたのだが、その周辺にも結構な数のサルがウロウロしていた。 繁華街で人とすれ違う感覚でニホンザルとすれ違う。

距離感がすごい!

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どうやら地獄谷野猿公苑に出入りするニホンザルすべてが温泉に入るというわけではないようだ。

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目の前に温かい温泉があるというのに、ロープで遊んだり、2匹で抱き合って暖をとったり、少し離れた場所からじっとしていたり・・・。

温泉のまわりで思い思いの行動をとっているサルたちは、何の目的で山からここまで下りてきているのだろう? どうやらここに出没するサルは餌付けされているらしく、暖まるための温泉だけが目的ではなく、そこらじゅうに撒かれるエサも目当てのひとつのようだった。

地獄谷野猿公苑のホームページに餌付けについての記載があった。  

餌づけとヒトづけ
ニホンザルを観察しようと思ったらサルたちの生息する場所に行けばよいのです。
サルが生息する場所は日本中にいくらでもあります。しかし、通常、サルたちが生息している場所は山深い森林地帯です。何時間もかけて森林を歩いても容易にサルたちに巡り合える訳ではありません。
運良く巡り合えたとしてもサルたちは同じ場所に留まっている訳ではありません、絶えず移動しています。別の日に出かけても同じ場所にいるとは限りません。また、人が近付くと逃げてしまってゆっくり観察することはまず出来ないでしょう。

そこで考えられたのが餌づけという方法です。

特定の場所でサルの好むエサを与えて、サルを観察しやすい場所に呼び寄せるのです。サルは学習能力が高く、食べ物の嗜好もより旨いものを好む、餌づけしやすい動物といえます。餌づけにはサルたちが普段食べているものよりも少し上等の物を用います。
そこに行けば旨いものがいつでも食べられるということをサルたちに憶えてもらい、習慣付けるのが餌づけです。それと同時にヒトがいても危険がないことを憶えさせるのがヒトづけです。
そのような方法でサルたちを観察できるようにしたのが野猿公苑(公園)です。野猿公苑では動物園のような限られた空間ではなく、より自然に近い状態でサルを観察することが出来ます。

地獄谷野猿公苑ホームページより

確かにそうかもしれない。

地獄谷野猿公苑にたどり着いて最初に驚いたのが、温泉に入るサルではなく、人間を何とも思っていないサルたちがウロウロと歩き回っていることだった。

ここで行っている餌付けは、観光客とニホンザルとの距離感をいい感じに保つための手段で、それがうまく機能していることが分かった。

動物園でもこんな至近距離でニホンザルを観察することはできないのではないだろうか。  

施設によっては神社仏閣で鳩の餌を売るように(それも最近は条例で規制されているが)、サル用にピーナッツなどのエサを売って、お金を払えば誰でもサルにエサを与えられる場所もあります。そのような場所のサルはヒトなら誰でもエサをくれるものだと認識していて、ヒトを見れば足元にまとわり着いてエサをねだり、くれなければ威嚇したり、手荷物を奪ったりすることもあります。

  最近はあまり聞かないけど日光のサルが人間を襲うなんてニュースが一時期お茶の間をにぎわせた。 

地獄谷野猿公苑ではエサは売りません。勝手にエサを与える行為も許しません。厳しく管理しています。
地獄谷野猿公苑を訪れる人の多くが餌づけを見たがります。確かに、給餌の時間にはサルたちが右往左往して賑やかですが、一心不乱にエサを食べているだけで、そこに興味深い行動はほとんどありません。
サルたちがのんびりしていて一見何事もなさそうな時間にこそ観察すべきものがおおくあります。

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僕が到着した時間はエサの時間の少し前で、エサ待ちのサルたちが沢山来ていて、色々な仕草や表情を近くで楽しむことが出来た。

そして給餌の時間も。

係員のお兄さんが人間が歩く通路以外の雪が積もったところにエサを撒き始めた。

温泉の中にもエサを放ってたなw

これを「待っていました!」とばかりに周辺のサルたちの動きが一気に活発になった。ホームページ書いてある通り、まさに一心不乱でどのサルも雪の上のエサを摘んでは食べの繰り返し。

確かに結構退屈だ。

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ただし、子供のニホンザルはあらゆる場面でカワイイ。

大きなニホンザルの隣で記念撮影も撮ってもらったし、色々なサルたちを至近距離で観察することができ、大変満足のいく観光だった。

次はもう少し雪深い時に立ち寄れたらと思う。

地獄谷野猿公苑の交通情報

地獄谷野猿公苑の所在地

  • 〒381-0401 長野県下高井郡山ノ内町平穏6845
  • 車:上信自動車道「信州中野」から約30分 駐車場から徒歩25分
  • 公共交通機関:長野駅から志賀高原行き急行バス41分 スノーモンキーパーク下車徒歩35分

地獄谷野猿公苑の地図

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