オデッセイで伊豆一周の旅 1日目でも書いたけど、田牛サンドスキー場について。
まず読み方だが、田牛と書いて「とうじ」と読む。 国道136号線の田牛入口を左折し、うねうねと走っていると、徐々に道が狭くなってきて、それらしいところに到着する。
砂のスキー場
田牛という地名にできたサンド(砂)なスキー場(坂)ということなんだろうか。
とにかく砂でできた斜面のある海岸なのである。
スキーヤーもスノーボーダーもいない
田牛サンドスキー場は、当然だがスキーヤーやスノーボーダーはいない。
やろうと思えば出来るのかもしれないが、やる人はネタ精神にあふれるチャレンジャーだけだろう。
ソリで遊ぶ人はけっこういるみたいだけど。
僕が行ったときは、家族連れがひと組と、カップルがひと組だけしかいなかった。カップルの彼氏のほうがはしゃいで坂をジャンプしながら駆け降りていたが、靴の中が砂だらけになって大変そうだった。
もし砂で遊ぶなら服装や履き物を考えるべきだろう。
ちなみに斜度は30度。
この場所は、海からの風によって砂が吹き上げられこのような状態になっているらしい。
ご覧の通り、波打ち際は石ばかり。吹き上げる砂なんてない。
しかも波打ち際は、波が行き来するたびに、ゴロゴロゴロ・・・と石が転がって凄い音がする。
ここはもとから砂浜ではないということが分かる。
風で砂だけが吹き上げられ、石だけが残ったと考えるのも、この石しかない波打ち際を見るとちょっと違う気がする。恐らく田牛サンドスキー場の砂は、海と向かい合う断崖が少しずつ削れて形成されたものなのだろう。
どこにもそんなこと書いてないけど。
そんなわけで、田牛サンドスキー場は景色も良いし、隣には竜宮窟というこれまた少し変わったスポットがあってなかなか面白い。ただ、駐車場は停められる台数が少なく、道も結構狭い。たぶん路上駐車は難しいだろう。
海水浴が目的ではなければ、運任せで夏に突撃するよりも、少し季節をずらして行くのがいいかもしれない。
最寄りの駐車場は10台(無料) ※夏期のみ有料(1日1500円)