メークロン市場
タイにはメークロン市場という現地の人向けの市場がある。そこを市場として見る限りは何の変哲も無い普通の地元民が利用する市場なのだが、ちょっと特殊な場所に位置していることで観光地として有名になっている。
このように見る限り、どこにでもある市場のように思えるが、足下に視線を持って行くと、その場所がちょっと普通ではありえない場所であることに気がつく。
そう、線路。
メークロン市場はメークロン線の電車が走る路線上にある市場なのだ。
踏切から市場を見るとこんな感じ。観光客でごった返しているが、線路の先には生鮮食品を中心とした市場が広がっている。こんなに思い切った出店をしていて、電車が来たらどうするんだ?
電車の通過時間になると、ご覧の様にまたたくまにテントが片付けられていく・・・。上の写真と見比べていただきたい。さっきまであったテントが跡形も無く消え去り、電車の通過を
電車がやってきた。
1日に何回かこういう作業を繰り返しているようだ。なぜこんな面倒な場所に市場をかまえることになったのだろうか。 動画で見ると実際どのような感じなのかをより理解できると思います。僕が撮影した動画ではありませんが。
水上マーケット
メークロン市場の後はツアーの行き先から抹消してほしいココナッツファームに立寄り、そこから更に車で走った船着き場からボートに乗って水上マーケットに移動する。
今回のツアーは僕を含めた5名。2組の旅行者、そして独りぼっちの僕を乗せて出発。
水上マーケットまではボートで水路を走って行くんだけど、水路の上や脇に家を建てて暮らしている人たちが結構いて驚いた。こんな面倒な場所にわざわざ家を建てて住んでいるんだなー。
ものすごく貧乏そうな家もあれば、このような金持ちっぽい家もある。こういう家を建てられるのなら水の無い土地に暮らしてはどうかとも思うのだが。
しばしボートで進むと水上マーケットに到着した。どうやら完全に観光客向けのスポットになっているようだった。
なかなか風情があって良いのだが、売られている物にあまりバリエーションがなく、結構早い段階で飽きたw
ぼけーっとしていたら、テレビの収録らしき一行が現れたので、よく見てみたら「ぐっさん」だった。何の番組だろう。プライベートじゃないから写真載せても大丈夫だよね。
水上マーケットでは様々なものが売られていたが、旅行先での買い物にまったく興味の無い僕には目に留まるものは無かった。時間が過ぎ、集合場所にあつまると、ガイドさんが揚げバナナを買ってきてくれた。揚げたバナナなんてそんなに美味しくないだろ・・・と思って食べたら凄く美味しかった。
その後、帰りの途中で現地民しかいないラーメン屋?に立ち寄った。
どんな味かと思ったが、さっぱりした塩ラーメン風な感じで、日本人でも満足できる美味しい味だった。
今回は午前中のみのツアーだったため、食後はそのままバンコク市内まで移動して解散。 メークロン市場も水上マーケットも面白かったのだが、メークロン市場の自由時間がもう少し欲しかった。水上マーケットは一度見ればいいかなと思ったけど、メークロン市場はもう少し市場をじっくり見て回りたかった。
買い物をするつもりはないけど。